マイクロ波製品応用例
スラブや厚板のトラッキング
ホットメタルデテクター（HMD)、ガンマ線センサの代替として高温で水蒸気や粉塵の多い悪環境下で先端検出器として使用します。連鋳機や圧延ラインでのスラブや厚板のトラッキング用として最適です。
取付例
コントローラ、アンテナ、反射板で構成されるFM-CW方式のマイクロ波距離計です。アンテナからマイクロ波を反射物体に向けて送信し、反射物体からの反射量を常時測定します。スラブがアンテナと反射物体間のマイクロ波を遮断すると、反射物体からの反射がなくなり、スラブ有の信号を出力します。
取付例
・連鋳
・加熱炉
・厚板（ホットレベラー）、熱延、冷延
送、受信アンテナとコントローラ間をそれぞれ円形導波管で接続し、マイクロ波を伝搬します。熱の影響を受けない送、受信アンテナを高温部に設置します。送信アンテナから発射されたマイクロ波が検出物体に反射し、受信アンテナで受信されると検出信号を出力する鉄鋼設備用反射形マイクロ波位置検出センサです。
取付例
・連鋳
・加熱炉
・厚板、熱延、冷延
マイクロ波は光と異なり検出物体が小さく、検出距離が長いほど検出しにくい特性があります。
ビームに角度を付けるとしゃ断幅が広くなり検出しやすくなります。厚みの薄い材料の検出に適し送、受信アンテナ間の距離を伸ばすこともできます。
アナログ入力付（オプション）を使用すれば小さい物体も見逃さず検出できます。
大きなスラブやコイルのように厚い材料の検出に適します。アンテナ間の距離はできるだけ短くします。
反射板をローラの下に取り付けます。検出物体により確実にビームが遮断されるので検出が確実です。
反射板をローラの下に取り付けます。検出物体により確実にビームが遮断されるので検出が確実です。
使用例
